坐骨神経痛

  • 腰の痛みとともに、お尻やももの裏、さらにはすねやふくらはぎまで重く痛くなってくる
  • 立っているのも座っているのも辛く、いつも腰やお尻を揉んでもらいたいような辛さがある
  • いつもお尻や足の筋肉が、冷えて固くなっているような感じがする
  • それなのに、心配になって受診して検査を受けても、骨や脊髄には異常が見つからない

 
腰痛の経験がある方で、こうした症状に悩まされたことがある方は多いと思います。
いわゆる「坐骨神経痛」と診断される症状です。
 
坐骨神経痛は、文字通り坐骨神経が障害されて起きる疾患です。
 

坐骨神経痛とは

坐骨坐骨神経は一部の腰椎や仙骨から出た何本かの神経線維が一つにまとまったもので、そのまとまった神経線維の束がお尻の奥~太ももの裏と伸びています。
 
さらにひざの裏からはすねの表とふくらはぎの方へと伸びる2つの線維へと枝分かれしていきます。
 
この神経のながれから、坐骨神経が障害されると、腰からお尻、さらに太ももの裏、そしてふくらはぎやすねや足の裏に症状が現れることになります。
 

坐骨神経痛は、なぜ起こる?

坐骨神経痛の原因は、他の項でも述べた脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアで起きることもありますが、他には神経が通過するお尻や太ももの筋肉が固くなって締めつけることでも起きるといわれています。
 
それぞれの原因の割合ですが、実際に整形外科で各種検査をして明確に原因が分かるタイプである狭窄症やヘルニア由来のものは2割程度といわれてます。
 
その他の多くのケースでは原因不明か、検査に映らない筋肉の締め付けによるものとされて、処置がなされることが多いようです。
 
筋肉が締め付けるケースでその原因となりやすいとされているのは、お尻の奥にある筋肉や太ももの裏にある筋肉です。
 

坐骨神経痛に対して、どのようなアプローチが必要か?

特徴2坐骨神経痛のアプローチでは、これらの筋肉を緩めることと併せて、これらの筋肉が固くなってしまう原因を取り除くことも重要となります。
 
具体的には、反り腰や猫背といった臀部や腿裏の筋肉に負担となりやすい姿勢を改善していくことや、仕事や家事などの作業で負担の掛かる動作のやりかたを見直していく必要があります。
 
当院では、お身体を診させていただいたり生活の状況をお伺いする流れの中で身体機能・動作面の両方の問題点を洗い出し、施術だけでなく生活・動作指導を徹底させていただいております。
 

坐骨神経痛施術で気を付けるべきこと

また、坐骨神経痛らしい症状を呈する別の問題があることも注意すべき点です。
 
腰やお尻から足にかけての症状は坐骨神経痛だけの問題ではありません。
 
良く混同されやすいのが、股関節・臀部の筋肉の故障で、これらの筋肉がとても固くなってしまうと、坐骨神経痛に似た痛みを出すことがあります。
 
単純に腿の裏やふくらはぎの筋肉そのものの故障であることもあります。
 
当院に坐骨神経痛だと思って来られた方は、むしろこうしたトラブルだったことの方が多いくらいです。
 
他に注意すべき疾患としては、動脈硬化症や静脈血栓症などの足の血管トラブルがあります。
 
こうした血管系のトラブルの場合は対処を間違えると大きな問題へと発展しかねませんので、症状が気になった方はこうした疾患を念頭に一度受診・検査を受けられた方が良いと思われます。
 
筋性の坐骨神経痛や筋肉由来の症状であった場合、当院の場合では5~10回ほどで良い方向に向かわれる方が多いようです。
 
また他の疾患・症状のように、ご自分でのストレッチや筋力強化が大切であることもご理解いただければと思います。
 
長文をお読みいただきありがとうございました。
 

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