ぎっくり腰

坐骨ふとした動きで腰に”グキッ”ときてしまい、次の瞬間には立てないほどの強い腰の痛みに襲われる…
 
皆さんの中にもこうした経験をされた方もいらっしゃると思います。
俗に「ぎっくり腰」と呼ばれる症状です。
 
ぎっくり腰とは腰の動きを伴う動作時に急性に起きる腰痛全般を指しますが、西洋では「魔女の一撃」とも呼ばれ古くからその症状自体は認識されているのも関わらず、以外にも医学的な定義や診断名が定まっていない症状でもあります。
 

ぎっくり腰の特徴としては

  • 腰の動きを伴う動作時に、”ピキッ”とした感触とともに、急激に発症する
  • 軽く腰を屈めたり、ちょっとしたものを持つ、遠くに手を伸ばす、不意に立ちあがるなどの、それほど強い負荷を伴わない動作でも起きることがある
  • レントゲンやMRIなどの一般的な検査に異常が現れることがほとんどなく、診断に際しては「急性腰痛症」「腰椎症」「椎間関節症」等の診断名が書かれることが多い
  • 検査に表れないため、一般的な対処としては痛み止めや湿布、あるいは電気治療や温熱療法などで処置をされることが多い

 
といった点が挙げられます。
 
また、ぎっくり腰は時間経過とともに徐々に軽くはなっていくものの、非常に再発率が高いという特徴も持っています。
 
そのため、毎年のように出る、あるいは年に何度も出ているという方も珍しくはありません。
 
検査に出ない症状のためか、原因についても諸説あり、病態とともにしっかりとした定義がない症状でもあります。
 
この原因が良く分からない、何を痛めてしまっているのか分からない、ということから、適切な対処がとれないまま悩みと不安を抱えて過ごされている方が大変多いです。
 

当院で考える、ぎっくり腰

さてこのぎっくり腰ですが、当院では「腰部・股関節の動きに関わる筋肉の故障」と定義して対処させていただいております。
 
当院では、この筋肉由来の故障であるというコンセプトに基づいて施術・指導を行うことで、比較的短期間で再発率の低い結果を出しています。
 
腰や股関節を動かす筋肉については多数あるのですが、直接的に重要なのは、
 

  • 鼡径部付近の筋肉
  • 太ももの前と後ろの筋肉v
  • 腹部の筋肉v

 
です。
特徴2以外に思われるかもしれませんが、腰の筋肉そのものはぎっくり腰に対して直接の原因になっているわけではなく、腰の筋肉に対して刺激を入れると却って筋肉同士のバランスを崩して、症状が悪化することさえあります。
 
ぎっくり腰の直後は、上に挙げた筋肉が痙攣や挫傷を起こしてしまっており、軽い収縮やわずかな筋肉の伸び等の軽い刺激でも、異常を起した筋肉が強く引き攣り痛みを起こします。
 
そこで当院では、これらの筋肉に対して良くない(悪化させる恐れのある)強く押す・引き伸ばす・捻るといった強い刺激は行わず、弛緩させる・弱い刺激を入れるといった方法で緩めます。
 
また問題のある筋肉だけでなく、胸や背中や足などの間接的に影響を与える筋肉まで緩めることで、より効果的に緩めていきます。
 
加えて筋肉に傷が入っているときの対処として筋肉に対するテーピングなどを行った上で、安全に短期間で改善するための生活指導も行っています。
 

全身の筋肉の固さ・緊張が問題

当院の想いぎっくり腰の直接的な原因は上にあげた筋肉なのですが、こうした筋肉の状態が悪くなるのは、全身の筋肉の固さ・緊張に原因を求めることができます。
 
全身の緊張を高める理由には、誤った姿勢や身体の使い方はもちろんのこと、ストレスや気温、睡眠不足などの習慣などでも問題が起きてきます。
 
また、身体の各筋肉の柔軟性の低下の悪影響は言うまでもありません。
 
いわばぎっくり腰を起こした方の身体は腰が悪くなりやすい身体に出来上がってしまっているのであり、放置していると再発の間隔が短くなってくるだけでなく、ヘルニアなどのより重い症状につながる恐れも出てきます。
 
ですから、ぎっくり腰を起こした方はこれを機会に徹底したメンテナンスと生活の見直しで、身体そのものを整えることをお勧めしています。
 
当院での施術の目安としては、急性の痛みの軽減は3~4日に1回のペースで3回ほど、再発予防も含めたきちんとしたメンテナンスはさらに1週間に1回のペースで3~5回ほどで行っています。
 
ぎっくり腰が起きてしまった、あるいは繰り返しているという方は、大きな故障の予備軍です。
 
もし心当たりがあるのでしたら、ぜひ当院のメンテナンスで身体の再構築を図ってください。

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