臀部痛・大腿部の痛みについての考察

ここのところ忙しくなってきて、ブログの更新ができていませんでしたが、気になる症状の方がいらっしゃったので、忘備録的に記事にしてみたいと思います。
 
ただ、まだまとまっていないので、気付いた点や推察を箇条書きにて列挙という形にしたいと思います。
 
どういう症状化といえば、太ももの外側の痛みです。
 
病院では坐骨神経痛と言われて薬を処方されただけ、という方が何名かいらっしゃいました。
 
下肢の筋群のリリースで症状は軽減したのですが、メカニズムについてはまだ悩んでいるところがあります。
 
この記事を見た方の参考になればと思い、不完全ながら上げてみることにしました。
 
 
症例1

・ヒール常用、美容師、1日8時間の立ち仕事
・ヒールの使用→足底屈位→膝突き出しによる屈曲→大腿四頭筋の持続性の緊張→大腿部筋群の緊張性疼痛
・もしくは、大腿四頭筋の緊張による股関節外転位→中殿筋等の過緊張と推察。

 
 
症例2

ヨガ、ピラティスで腰痛と同時に発症。発症したときのポーズは反るポーズだったとのこと。
 
腰椎伸展・骨盤前傾による左右いずれかの大腰筋の攣縮→攣縮側の骨盤の前傾→大腿四頭筋の過緊張もしくは、仙腸関節スラストのストレス→上殿神経刺激による中殿筋・小殿筋の過緊張→股関節外転筋群の過緊張と推察

 
 
仙腸関節からの考察

・仙腸関節は腰椎部の脊髄神経の直接支配を受けるほか、上殿神経の支配を受ける
・上殿神経は中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋を支配する。一方で仙腸関節以外の感覚支配はない。
・中殿筋等の股関節外転筋群に分布→外転動作との関連→仙腸関節離開の力→不安定化と共に働かないのでは?
 仙腸関節が離開しそうになったら、収縮は抑制しないといけないのではないか?
 
<推察>
股関節外転筋群の異常→緊張の継続による上殿神経の興奮→仙腸関節領域の感覚異常→放散痛

 
 
ハムストリングスからの考察

・ハムストリングスは後面線に含まれる。
・後面線には仙結節靭帯が含まれ。ハムストリングスとは直接連結する
・仙腸関節において、腸骨PIのモーメント、もしくは仙腸関節周囲の靭帯へのストレス
 →仙腸関節由来の痛み
・但し仙結節靭帯障害では、痛みは靭帯部に限局され、腰部や下肢の症状は出ないとされている。
  
仙結節靭帯の支配神経については記述見つからず。さらに調べる必要あり。
  
<推察>
ハムストリングス~仙結節靭帯の緊張が骨盤後傾を生じる→仙腸関節ギャップによる刺激痛→あるいは後傾による中殿筋短縮

 
どちらの症例も、立ち仕事や階段の上り下りなど、大腿四頭筋に負担のかかる姿勢・動作で症状が強くなってしまうご様子でした。
大腿外側の痛みが出る場合は、太腿の筋肉やわき腹の筋肉が固くないかチェックしてみてもいいかもしれません。

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