「肩こり」と「立ちっぱなし」の関係

今年の春のこと。友人の誘いで、海上自衛隊の主催で行われたカレーフェスティバルに行ってきました。
 
とても楽しいイベントだったのですが、報道等でもあったように主催者の予想をはるかに超えた来場希望者が集まり、私がカレーにありつけたのは、なんと並び始めてから4時間半後でした。
 
当然その間はただひたすら立ちっぱなしで待っていたのですが、その影響は意外なところに出ました。
 
予想された膝や腰の疲労もありましたが、何よりもかなりキツい肩こりが出たのです。
 

通常考えられる肩こりの原因

肩こりで真っ先に予想されるのは、スマートフォンの長時間使用による肩や首筋の筋肉の疲労ですが、当日は屋外だったため私のスマートフォンの画面は殆んど見えない状態でしたので使うことはできませんでした。
 
肩こりは所謂「僧帽筋」や「肩甲挙筋」といった頭部を後方から支える筋群の疲労状態ですが、その走行から肩を吊り下げている機能もあります。
 
ですので、これらの筋群が疲労するということは、頭が前方に出るか、肩が前下方に出るという状態が続いたということになります。
 
当日の私の姿勢を振り返ってみると、左右の足に交互に体重をかけていたことが多かったと思います。
 
いわゆる「休め」の姿勢ですが、体育の授業などで指導されるものと違い、楽をするために脱力した状態で行う「休め」は、腹部の力が抜けて背中が丸くなりやすいものです。
 
加えて両手は体の前で組んでいたので、肩甲骨は前方に出やすくなっていたことになります。
 

結局は、肩こりになる姿勢になっていた!

結局のところ肩こりの典型的な姿勢である「頭と肩が前方に出た姿勢」になっており、なおかつ何時間もその状態でいたことになります。
 
加えて長時間の立位で脊柱起立筋も緊張し、頸部に伸びる線維が張っていたことも影響した可能性があります。
 
さて、今回の件で教訓を導くとすれば
 

①長時間の立位は頸部や体幹後面の筋に相当の負担がかかる
②負担を軽減するには適度に体を動かす方が良い
③立っているときも腹圧をかけて背中が丸くならないようにするといった点が挙げられると思います。

 
立ち仕事などで背中や肩がキツい場合は、こうした点に注意してもいいかもしれません。
 
百貨店での販売をしている方などは、特に当てはまることだと思います。
 
お気を付けくださいませ。

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