ルピナス治療院の健康コラム

コラム

産後の筋肉機能改善② 骨盤底筋のエクササイズ

産後の不調
2015年12月23日

産後の骨盤矯正八千代市八千代緑が丘のみなさま、こんにちは!八千代緑が丘の整体院ルピナス治療院です。
 
前回の記事で産後のママさんの筋肉がどうなっているか、お話ししました。
 
出産後の筋肉は「弛緩&短縮」しており、「力を発揮できなくなる」ことと同時に、「反り腰がひどくなる」や「左右の骨盤が不安定になる」も起こっています。
 
それではそんな弛緩&短縮した筋肉を、どうしていけば良いのでしょうか?
 

産後の筋肉機能を、どうやって回復していくか?

それではこうして低下したママさんの身体の筋肉機能の回復は、どのように進めるべきでしょうか。
 
まず弛緩と短縮ののどちらを優先して進めるかですが、同時進行で施術をしていくのが最適です。
 
弛緩ができることで関節運動がスムーズになります。収縮がしっかりできることで姿勢を維持できるようになります。その結果、負担が減って過剰な短縮を防ぐことも出来るようになります。
 
ただし産後不安定な骨盤が安定しない状態でのアプローチは、注意深く進めなければなりません。
 
ですから、施術は正しい手順を踏んで行う必要があります。
 

産後2か月からの産後の骨盤矯正

産後から2か月ほどは、靭帯が緩んで骨盤が不安定化していますし、骨盤の底の筋肉も傷ついています。まずは骨盤ベルトを巻いて骨盤の安定性を確保して、安静にしておくべきでしょう。
 
産後の骨盤矯正を受けられるのは、産後2か月経過してからです。
 

骨盤底筋のエクササイズ

ストレッチ最優先すべきは骨盤底筋群の機能回復です。
赤ちゃんが通ってきた骨盤底部の筋群は、強く引き伸ばされたことで収縮力が低下しています。
 
そしてこの低くなった収縮力を高めるには、エクササイズがもっとも重要です。
 
やり方は意外に単純で、便を我慢するように息を吐きながら肛門を引き締めるのを8秒間×10回行います。
 
このエクササイズを暇を見つけては行っていただきたいです。もちろん、当院の産後の骨盤矯正施術時にも行っていただきますし、正しいやり方を身に付けていただきます。
 
骨盤底筋群のエクササイズは非常に重要で、このエクササイズで骨盤の底(膣口や肛門の周辺部)の筋群の収縮が意識できないのならば、腹筋や背筋などの他の筋力訓練も出来ないからです。
 
なぜかというと、こうした大きな筋群のエクササイズではどうしても腹圧が上昇してしまうのですが、骨盤底筋群が弱い状態で行うと上手く行えないばかりか痔瘻や尿漏れなどに繋がっていくことが多いんです。
 
ですから、まずは骨盤底筋群のエクササイズをしっかりと行い、骨盤底筋群の収縮を意識できるようになり、骨盤底筋群に力が戻り自分でコントロールできるようになるのを身に付けてください。
 
これが産後の骨盤矯正の第一段階です。
 
次に行うべきことは「筋肉の柔軟性の改善」なのですが、これも長くなるので次回にお話ししようと思います。

産後の筋肉機能改善① 筋肉にどんな不調が起きているのか?

産後の不調
2015年12月22日

産後の骨盤矯正八千代市八千代緑が丘のみなさま、こんにちは!八千代緑が丘の整体院ルピナス治療院です。
 
前回の記事で産後の骨盤ケア(姿勢バランスケア)をどうやっていくべきかについて書かせていただき、その中で筋力低下についてもお話しさせていただきました。
 
さて、その出産後のママさんの筋力低下ですが、実際はどの筋肉に起きて、どのように対処するべきなのでしょうか。
 
今回はその辺りをもう少し詳しく見ていこうと思います。
 

筋肉機能の低下って、何?

妊娠~出産にかけて機能低下する筋肉は主に腹部と背部、つまり骨盤周辺の筋肉になります。
 
このときに注意するべきことは、筋肉の機能低下にも種類があるのでそれぞれをきちんと区別して対応する、ということです。
 
筋肉の機能低下は次の2つに分かれます。、①弛緩②短縮の2つになります。
 
筋肉の弛緩

これは筋肉が過剰に引き延ばされることで収縮しにくくなっている状態です。
 
ゴムが常に引き伸ばされてダルダルに緩んだ状態を思い浮かべてもらえると分かりやすいかと思います。
 
収縮がしにくくなるのと、その筋肉は「力を発揮できなくなる」ことになります。
 
その結果どのような影響が起きるかというと、骨格姿勢を適切な位置まで持ってきたり、姿勢を維持するの難しくなってしまいます。
 
また引き伸ばされた筋肉は常時突っ張った状態になります。なのでその下に神経や血管がある場所では張った筋肉に圧迫されて痺れなどの問題を起こすこともあります。

 
筋肉の短縮

短縮というのは、筋肉が常に不自然に縮められる位置にある状態に置かれることです。
 
諸説ありますが、筋肉は十数分~30分ほど縮んだ位置に置かれると、反射によって短縮したまま弛緩しにくくなるといわれています。
 
こうなると短縮した筋肉は伸びないことで関節の動きをロック(固めてしまう)してしまい、身体運動の妨げたり、関節の負荷を大きく増大させることになってしまいます。
 
妊娠・出産で起きる上記のような筋肉の異常では、「反り腰がひどくなる」や「左右の骨盤が不安定になる」ということが起きてきます。
 
結果、姿勢・骨格異常で腰痛が激しくなる、さらに肩こりや頸部痛が起きるようになっていきます。
 
また、横隔膜や胸郭の機能低下も起こるので、呼吸苦(呼吸が浅い)や頭重感・頭痛、うつ傾向なども起きてきます。

 
 
さてようやく本題に入ろうと思うのですが・・・・ ここからまた長くなるので、また次回にさせてください。

産後の骨盤矯正を始めました

産後の不調
2015年12月12日

産後の骨盤矯正八千代市八千代緑が丘のみなさま、こんにちは!八千代緑が丘の整体院ルピナス治療院です。
 
先月から当院は、産後のママさんの身体の不調に対する施術メニューを開始しました。「産後の骨盤矯正」という施術です。
 
当院の基本方針は「どんな症状でも身体の状態を把握した上で、適正な筋骨格に誘導することで、コンディションの改善を図る」というものです。今までも産後の不調に対しても特別視していたわけではありません。
 
しかし、多くのママさん方から「産後のお身体の調子がすぐれない中で何をすればいいのか分からない」というご意見を多く頂くようになりました。そこで、コースを設定することでアドバイスを受けられる場所として認知してもらい、少しでもお力になれればと思い、始めた次第です。
 

なぜママさんに産後の骨盤矯正が必要なのか?

さて産後の骨盤由来の不調ですが、これは出産時に骨盤の靭帯が緩んで不安定になったり、時間が経って靭帯の緩みが戻ってくる際に骨盤の骨がズレた状態で固まることで生じてきます。
 
ですから、産後の骨盤へのアプローチは
 
①靭帯が緩んでいる時期
②靭帯が固まったがいびつな形で戻ってしまった時期
 
この2つに分けて考える必要があります。
 
いわゆる捻挫や脱臼と同じ考え方ですね。
 

靭帯が緩んでいる時期

まずは「①靭帯が緩んでいる時期」からみていきましょう。
 
出産の直前から出産直後までは、ホルモンの影響で全身の靭帯が緩みます。この時に恥骨結合という部分と仙腸関節という部分の緩みが、特に問題となります。
 
恥骨結合は骨盤の前の部分、仙腸関節は骨盤の後ろの部分のことで、左右から閉じる構造になっています。
 
この「靭帯の緩み」は、出産の際に赤ちゃんが産道を通るスペースを確保するための必要な自然な働きです。無理に止めるようなものではありませんし、ましてや矯正などで戻すようなものでもありません。
 
出産直後から2ヶ月ほどは、矯正などをするではなく、逆に骨盤を固定する必要があります。
 
昔の女性は出産直後はさらしを巻いていたそうです。これは左右から骨盤を締めつけて固定することになるので、非常に理に適った方法です。骨盤を固定することを行っていたのでうね。
 
最近では骨盤ベルトなどが処方されることもあるそうですが、残念ながらそれほど一般化はしていなかったり、正しく使用されていないと聞きます。
 
出産後に骨盤を固定せずに過ごしていると、身体を使うにつれて徐々に歪みが生じてきます。
 
特に日常的に赤ちゃんを「抱える」という動きが入りますので、抱えている側に体をひねることが多く、体幹部のひねりが骨盤のゆがみに繋がっていきます。
 
この状態で緩んでいた靭帯が戻ってくると、靭帯の緩みが解消されたころには骨盤の歪みが完成してしまう、というわけです。
 
だから、「身体のひねりにひきずられて歪みを出さないように、靭帯の強さが戻るまで骨盤を固定する」ことが重要になるのです。
 

靭帯が固まったがいびつな形で戻ってしまった時期

股関節痛次に「②靭帯が固まったがいびつな形で戻ってしまった時期」についてみていきましょう。
 
産後の骨盤の歪みで特に問題になるのは、両足の付け根の間にある「恥骨結合」と呼ばれる部分がズレてしまうことです。
 
出産前後のホルモンの影響で全身の靭帯が緩んだところで赤ちゃんが通る骨盤底部は、出産直後は「大きく開いた状態」になります。
 
出産時に緩んだ靭帯も通常は時間の経過と共に少しずつ戻っていくのですが、産後の育児を通じて、恥骨結合部分がずれた位置で靭帯が固まってしまうことがあります。
 
恥骨結合が歪んだ位置で固まってしまうと、鼡径部の痛み・腰痛・排尿障害(尿漏れ)や生理不順などが起きてきます。
 
これは、位置がずれてしまっている恥骨結合部周辺の筋肉が異常な収縮をきたしてしまったり、骨盤底筋群が機能不全をきたしてしまうことで起きてくると考えられています。
 
この靭帯が固まってしまった時期の歪みは、かなりガンコなもので、関節自体に直接あるいは間接的にアプローチする必要があるケースもあります。
 
 
以上がママさんの産後の骨盤由来の体の不調の原理です。
 
これにに対して、ルピナス治療院では、根本的アプローチの整体法を行うことになります。
 
出産前後はお身体の状態が大きく変わりますが、その変化に対してどう対処すればいいのか迷っていらっしゃる方も多いそうです。
もし気になるという方は、ぜひ当院いご相談していただければと思います。

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